最近、アウトボード熱でいろいろと手を出しているのですが、そこで困るのが入出力です。
ということで、今回は入出力拡張とStudio Oneを利用したアウトボードとの接続方法についてです。
まずは入出力の拡張から
今回は私が使用しているAntelopeのOrion Synergy CoreというオーディオインターフェイスでADAT端子を利用します。
写真のような端子が付いていれば拡張可能です。48kHzまでは1本8chまで伝送可能です。2本ペアリングすると96kで8chの伝送が可能です。基本的にインとアウトの2端子でペアになっていると思います。写真の場合はインとアウトが2セットなので、48kHzだと16chのイン・アウトが拡張可能です。
次に拡張先ですが、ADATのAD/DAコンバータを利用するのが一般的です。
今回は、FerrofishのPULSE16MXを利用します。これはADAT端子が8つついており、96kHzでの16ch伝送が可能です。今回は48kHz16chなので左側の4端子を使います。
ちなみに矢印の端子はMADI規格で196kHzで16chの伝送が可能です。RMEのインターフェイスについてるやつあります。
他にもDanteやAVBなどいろんな規格がありますが今回は割愛。
この2つの機器をオプティカルケーブルで接続します。
これは光で通信してますので、機器から赤いビームが出てます笑
アナログ信号と違いデジタル信号なので、接続して終わり。とはなりません(たまたま大丈夫な時はありますが笑)
クロックマスター・スレーブの設定が必要です。こまかな設定方法は省きますが、今回はAntelopeをマスター、PULSEをスレーブ設定とし、クロックソースをADATにすることでADATで接続されているデジタル信号で同期することになります。
最後に。。
PIPELINE XTについては後ほど別の記事にしますが、このPIPELINEがLogicからSudioOneに乗り換えた理由の一つだったりします。